IMAGINE学園 ３時間目

第１回講義　【近接アップと高揚アップ強いのはどっち？】

「では３時間めをはじめるわね。」
 

「まだつづくのか。」

「ここからが本題だからな。
前回の内容は覚えているか？」

「さて？なんのことやら。」

「前回は、近接＋１０と高揚＋１０だったら、能力１３０が境界値になるって所までやったわね。」
 

「今回は、近接＋９と高揚＋５％のような違う数字の場合のお勉強だったわね。」

「では本編スタートします。」





 

３時間目　【力・近接・高揚　一番効果が大きいのは？】

「実際、装備靴を比べた場合。
オーメンシューズ赤　近接＋９
スマートシューズ　　与ダメ＋５％　はどちらが優れているか？を実際に検証してみましょう。」

「検証するって言ってもどうするんだ？実際に装備して悪魔を殴りにいくのか？」
 

「そこまでしなくても大丈夫だ。前回の式（近接値－敵防御）×高揚で計算可能だ。
つまり、お互いのダメージが同じになる近接値が境となり、以下の連立方程式で計算可能だ。」


計算式
ダメージ＝（近接＋オーメンシューズ効果－敵防御）×１００％
ダメージ＝（近接－敵防御）×（１００＋スマートシューズ効果）％

「文字で計算するのは大変だから数字化しましょう。
ダメージをY、近接をX、敵の防御は前回と同じ３０にしましょう。」

「連立方程式・・・あぁ、拒絶反応が。」

「ほらほら、ぶつぶつ言っていないで計算しましょう。」




計算
　Y＝（X＋９－３０）×１００％
　Y＝（X－３０）×（１００＋５）％

「どんどん行くわよ。下式を上式へ代入すると。
　（X－３０）×（１００＋５）％＝（X＋９－３０）×１００％」



さらに計算進めると・・・
　（X－３０）×（１００＋５）％＝（X＋９－３０）×１００％
　（X－３０）×１０５＝（X－２１）×１００
　１０５X－３１５０＝１００X－２１００
　１０５X－１００X＝３１５０－２１００
　５X＝１０５０
　X＝２１０

「・・・・・・・・・」

「どうしたんだこいつ。コーナーに座って真っ白になってるぞ？」

「計算に燃え尽きちゃったのね・・・」

「取り合えず、そっとしておいて上げましょう。
結論としては、　X＝２１０で２１０がしきいちということになるわね。」

「２１０か、相当な猛者でないとこの数字には届かないだろうな。」

「兄さんはどう？Lv９０達成して魔人たちの仲間入りしたでしょ？」

「おれか？俺は武器威力にも夜がおおよそ１５０といったところか。」

「兄さんが１５０・・・とすると専門職人でも２１０は相当きついんじゃないかしら？」
 

「ところが意外とそうでもないのよ。
【エキスパート補正】が重要なポイントになるのよ。」

「そういえば計算式から意図的に抜いていましたね。」

「【エキスパート補正】は、キャラクターごとに誤差が激しいからね。
意図的に抜いていたの。
コレを踏まえると、フィクランのステータスなら１５０程度が境界になるわね。」

「なるほど～。となると兄さんはちょうど境界線あたりなのね。
どうやればエキスパートの補正も含めてできるのかしら？」

「それについては次回の講義にしましょう。
今回はここまで、だれかそこの白くなっているのを復活させておいてね。」

「・・・・・・・・・・・・ｚｚｚ」

「・・・・・・だれか水バケツもってこい。」